【2014年1月】佐藤裕子  アトリエ・エビス代表

新年のごあいさつ

皆様明けましておめでとうございます。
昨年はエビス・オモの各教室の多くの方がイベントを通じて仲良くなり、共にアトリエを盛り上げて頂けた一年であったと思います。 皆様のご支援に心から感謝申し上げます。

スケッチ旅行では悪天候の中、うろたえる講師スタッフを尻目に、逞しくスケッチを楽しみ、交流を深める皆様の姿があり、頼もしい限りでありました。ワークショップでは自ら道を切り開き貪欲に吸収して行く、それを講師が後押しをする姿が目立った気がします。今年始めての企画展「ゴトウチ展」では、絵好きで集まるアトリエならでは、全国から沢山の作品を出品して頂きました。中には、故郷のお母さんを思い出し涙で描いた絵、描いた絵通してお父さんの素晴らしさを振り返った方、コメントを読んでいるとジ〜ンと来る作品が沢山ありました。 

 

また、普段のクラスでも、「絵作り」を相談しにいらっしゃる会員さんが増え、それぞれの絵を前にして、講師やクラスメートと議論する姿があちこちに見られ、とても素晴らしい空気がアトリエに流れます。勿論初心者の時は何でも手取り足取り一所懸命ですが、一段落すれば絵について互いに語り合うのも、描く楽しさのひとつではないでしょうか?

さて、私事ですが、昨年はエビオモ展の30周年特別賞の六人展「第2回CUBE展」に+1として参加を許され、なんと5点も出品することができました。講師、スタッフ、会員の皆様にいらしていただき、おべっかを頂き、現在その熱も覚めやらず有頂天の状況です。ありがとうございました。そして何より嬉しかったのは6人の仲間と一緒に展覧会を作り上げた事です。一会員として接して頂き、初めて絵の仲間が出来ました。グループ展の楽しさを自ら実感した貴重な体験でした。