大盛況に終わった昨年のエビオモ展、2年毎のこの展示は回を増すごとに密度が濃くなり、展示される作品がますます素晴らしくなっていました。ジュニア作品を観ては「私もこの年頃にアトリエに通いたかったなぁ」と思い、自分の描いたことのない人物画や日本画を観ては「楽しそうだな、描いてみたいなぁ」と感じ、鉛筆デッサンの作品を観てはアトリエに入って間もない自分を思い出しました。
2008年、転職を機に趣味であっても本格的に絵を習ってみたいと思いアトリエ・エビスの門を叩き(体験レッスンし)即入会。
図工や美術の授業でしか絵を習ったことのなかった自分の初期の鉛筆デッサン作品は本当にお粗末なものでしたが、家にスケッチブックを持って帰って描いた絵をニヤニヤと眺め、何より毎週絵を描く事が楽しくて楽しくて仕方がありませんでした。
そして画家の先生方のご指導。スタッフ、会員の方々との交流で私の世界はどんどんと拡がっていきました。
時は流れ早いものでもう7年目の古株になり、今は主にアクリル絵の具で描いています。
自分は作品を描くにあたり、題材を決めてイメージしてから、構図とサイズ決定、等倍のエスキース、板に下地作り、下絵を経て本描き。その工程の合間にフィールドワークと称し外へ出かけて実際に観たり触ったりしてきます。
描くだけでなくその題材について知ること観ること触ること考えること、が自分にとって作品を深める力になるのではと思っています。スケッチカフェやスケッチ旅行もそのためにはとても良い機会です。
少々シュールな絵を描く自分ですが、アトリエ・エビスで培ったデッサン力で(まだまだ発展途上ですが)空想をリアルな世界に昇華することを目標にして、プラス、マイナス問わず、人の心を動かせる絵を描きたいと思っています。
影響を受けた画家:ジョルジュ・デ・キリコ 曽我蕭白 ミヒャエルゾーヴァ
アトリエebiomomitaka所属画家
アトリエ・エビス 木曜 午後 絵画クラス
山中俊明先生のアカデミックな教えを受けながらクラスの方々と楽しい時間を過ごしております。
最近は昨年オープンしたアトリエ・ミタカに時々プラスレッスンし、中島香奈先生のパッションあふれる指導も受けています。