アトリエエビスで油絵中心に作品を制作してきて、作風が日本画的だと指摘され、誘われるがまま日本画クラスに移ったのが約3年前。
何となく日本画には敷居が高い&難しそうなイメージがあったのですが、気付けばすっかりはまってしまっています。
もともと自分の制作過程が工芸的だったので、油絵や水彩と違って絵具を調合することから始まり時には化学の実験のように(?)作品を作り上げていく日本画は性分に合っていたのかもしれません。
箔やパールの質感は油絵にはないもので、写真や画集ではなく本物の作品を見ないとわからない、というのも魅力の一つ。 また、岩絵具は原料の鉱物の種類によっては同じ色でも全く異なった発色になるので、探究心はいや増すばかりです。
とはいえ、油絵をやっていた頃は日本画的と言われていたのに、いざ日本画をやってみると今度は洋画のよう…(どういうこっちゃ) マチエールにこだわったり、色々な胡粉を試したり、いつも先生を悩ませてばかりで申し訳ありません。。。 これからも様々な実験で先生を困らせるかもしれませんが(笑)、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。